藤子不二雄さん（安孫子素雄）の訃報ニュースがとびこんできました。
藤子不二雄さんといえば「おばけのQ太郎」や「忍者ハットリくん」など数々の有名漫画を生み出していました。
藤子不二雄さんの若い頃が気になります
88歳で亡くなられましたが、藤子不二雄さんの若い頃が気になります。
実は藤子不二雄さんはコンビでやられていたのをご存知ですか？
コンビでやっていましたが、コンビは解散し名前が変わりましたね。
コンビ解消後、安孫子素雄さんは「藤子不二雄A」となのり、藤本弘さんは「藤子・F・富士夫」という名でやっていくことになりましたね。
コンビ解消した理由はなんだったのでしょうか？
藤子不二雄さんについて調べてみたいと思います。
藤子不二雄の若い頃は
藤子不二雄がコンビ解消した理由は？
藤子不二雄の若い頃は？
藤子不二雄の若い頃の写真がありました。
下の列の一番右にいる方が藤子不二雄さんです。
藤子不二雄（安孫子素雄）の生い立ちとは？
藤子不二雄さんの本名は「安孫子素雄」さんという方です。
藤子・F・富士夫（藤本弘）さんの小学校に転校してきてから、安孫子素雄さんが漫画を描いている姿をみて、藤子さんから声をかけ、仲良くなりました。
当時漫画界では有名な手塚治虫さんにあこがれを抱き、手紙を送った際には直筆の手紙が入っていたそうです。
「毎日小学生新聞」に４コマ漫画を送っていたそうです。
そこから二人は一緒に漫画を描いていたんですね。
安孫子素雄さんの高校卒業後は富山の自分の会社である新聞社に入社していました。
一方、藤本弘さんは製菓会社に入社したものの、大事な手が機械に巻き込まれて絵が描けなくなることの不安から退職し、安孫子素雄さんと共にトキワ荘に上京しました。
トキワ荘にはもともと手塚治虫さんがずっと漫画を描いていた場所で、二人はあこがれの手塚治虫さんのところで絵が描けることに大変喜んだそうです。
そのときにすでに住んでいた寺田ヒロオさん、坂本三郎さん、森安なおや、永田竹丸と新漫画党を開きました。
その時の写真だったんですね。
そのときには漫画ブームが爆発し、仕事へのオファーが続出したそうです。
しかし、当時周りの皆とちがって描くスピードが遅く、締め切りに間に合わないため、70時間寝られず、パンをかじりながら描くという過酷な生活をしていたそうです。
正月には気が緩んでしまい、すべてのオファーを無理にこなしていたため
ついには原稿を打ち切られていまったそうですが、藤子さんから「時間がないときこそ、自分の絵をもう一度描くチャンス」と言われ、もう一度ピンでの仕事をこなしていったそうです。
当時、週刊少年サンデーの「海の王子」を連載し、少しずつ仕事のオファーがくるようになったそうです。
おばけのQ太郎は９回で打ち切りとなったものの、もう一度読みたい！と熱望するファンが多かったそうで、テレビアニメ化しました。
当時はゲームもありましたね。
ファミコンで持ってましたが、可愛かったです。
藤子不二雄がコンビ解消した理由は？
藤子不二雄がコンビ解消した理由は何だったのでしょうか？
しかし、コンビを解消した理由は「ドラえもん」だったことがわかっています。
「藤子不二雄」は藤本弘さんと安孫子素雄さんの共同ペンネームで、一緒に漫画を描いていました。
その後「共同で作成したドラえもんが、大ヒットとなり、今日までお茶の間シリーズとして歴史をとげられています。
コンビ解消を切り出したのは藤本弘だったようで、著作権の問題でお金のトラブルを未然に防ぐためだったといわれています。
藤本弘さんはお金の管理をしっかりされている方ですよね。
しかし、本人たちのお金の問題というよりは、藤子さんが胃癌を患い、（告知されていなかった）自分たちが死んだあと、遺族の金銭トラブルにならないようにしたといわれています。
今まで折半でやりくりしていたそうですが、藤子さんが体調崩したことにより、今までだったら友情で成立していたものが、家族がいることにより、それは不可能であることを感じていたんですね。
また、インタビューでは
「私たちはお互い50ン才。もうあんまりアトがありません。新しい展開としてそれぞれがやりたいことをやってみるのも面白いんじゃないかと思ったわけです」
エキサイトニュースより引用
（収入の問題で）トラブルは一切ありませんでした。（中略）二人とも漫画を描くことが大好きで、そのまま漫画家になった、という感じでプロの意識がなかった
アサヒ芸能より引用
このように、コンビ解消理由は、お互い金銭の問題に家族をまきこまないようにするためだったことがわかりました。
どうやら、安孫子素雄の姉である藤子スタジオの社長の松野喜多枝さんと藤本弘さんの妻である、藤本正子さんとの因縁があるようで、お二人の家族同士ではいろいろ問題があるそうです。
そういった背景もあり、大きなトラブルにならないようにしたのも、安孫子素雄さんを思いやっての行動ですよね。
本当に二人の友情はすさまじいものです。
ドラえもんが友情を題材にしている理由もわかりますし、今でも愛されている理由がわかるような気がします。
コンビ解消後、安孫子素雄さんは「藤子不二雄A」となのり、藤本弘さんは「藤子・F・富士夫」という名でやっていくことになりました。
まとめ
藤本弘さんが亡くなり２６年たち、安孫子素雄さんも先日自宅であの世を去りましたが、素晴らしい漫画界を広めてくださりました。
ドラえもんの友情がそのまま彼らの生きざまをうつしていましたね。
安孫子素雄さんどうかゆっくりお休みください。
