円周率が割り切れたというニュースですが、本当に割り切れたのか気になります。
しかし、デマなのではという意見も多かったのですが、果たして円周率は割り切れたのでしょうか?
円周率のギネス記録についても調べてみました。
アメリカのスーパーコンピューターでは割り切れたと証明したというニュースもありましたが、真相を暴いてみたいと思います。
円周率が割り切れたのはデマか?
円周率のギネス記録は?
円周率が割り切れたのはデマか?
円周率が割り切れたというのはデマだったのでしょうか?
どうやら円周率が割り切れたというのはデマのようです。
しかし、一方で割り切れるという記事もあったので詳しく詳細を調べてみることにしました。
円周率が割り切れたというデマがなぜ出回ってしまったのでしょうか。
円周率が割り切れたというニュースが「虚構新聞の円周率が10桁で割り切れた」という報道があったことが始まりのようです。
過去に2012年の虚構新聞で、千葉電波大学では円周率の演算プログラムに誤りがあったようで、スーパーコンピューター「ディープホワイト」を使って計算すると10桁で割り切れたと報道がありました。
「虚構新聞」は名前の通り、嘘を報道する新聞なので、実は割り切れたという報道はデマだったようです。
ここから円周率は割り切れたという噂がながれたようです。
しかし、一方で割り切れると証言している記事もありました。
結論を話すと、割り切れることは不可能と証明している学者は多かったものの、761桁で割り切れると結論つけていました。
2020年2月30日には761桁で割り切れたとニュースがありました。
UFO教授藤木文彦氏の見解では、761桁目に999999と続くためとされています。
761桁めで、1135 で割り切れたことにしましょう。
762桁目から、 999999 と続く、つまり、
1134999999。。。 となるので、丸めるなら、ここですね。これ以下は、本当に誤差の範囲。
(こんな連続は、偶然にしては奇跡的)https://t.co/sy393JPvoJ— UFO教授 (藤木文彦 Fumihiko Fujiki) (@UFOprofessor) August 14, 2019
761行目の999999という数字ですね。
こちらに関してはほぼ割り切れたのではという見解のため、正確には微妙な誤差はあるものの、割り切れたという結論でいいのではないか、ということでしょう。
この距離測定はアボカドロ定数やボルツマン定数などを絡み合い、光速やブランク定数などの係数を使って測定したもののようです。
しかし、厳密にいうと割り切れてはいないのではないかなと思いました。
割り切れない理由としては、想定した空間が現実と異なり、円や球があると、空間はその存在によって歪みが生じるらしいのです。
ゴム膜の上に物を置いたときにその部分だけ伸びて沈みこむイメージで、実際の値よりもわずかですが小さくなるそうです。
結局のところきりがなく、明確にいうと割り切れないが正しいのかもしれませんね。
実際計算してみても円周率は無理数であると証言しています。
無理数なのだから、計算してみても割り切れないと言っている方も多いですね。
いろんな学者がここまで答えが出ないのですから、円周率が割り切れることは難しいのでしょう。
ギネス記録とは?
2021年夏に、スイスのグラウビュンデンの応用科学大学でのスーパーコンピューターで、62兆8318万5307千1796桁という記録を更新したそうです。
2020年にアメリカのティモシー・マリカン氏がだした最高ギネスは50億でした。
ティモシー・マリカン氏が出した記録に303日間かかったそうです。
それを超えた記録が更新されました。
それまでにかかった期間は103日と9時間とかなり短かい時間で計算されました。
その前にGoogleでは31兆4000億計算されました。
しかも、これを計算したのはGoogleに3年間勤めていた日本人技術者である岩男エマ・ハルカさんです。
すごいですね。
Googleに頼りつつですが、それを超えるスイスのスーパーコンピューターがやばすぎます。
それだけの計算をするのに、データ容量の問題がありますね。
円周率が割り切れるまでには多くの時間と労力とコンピューターの力を借りないとでしょうか?
もはや宇宙的スケールの空間的な問題も出てくるとなると、正確な数字を出すのはかなり難しい気も。
いずれにしても割り切れたという話は皆無に近い気がします。
円周率が割り切れたというアメリカの証明とは?
円周率が割り切れたというアメリカの証明というのもガセネタです。
動画を作ってこちらもフェイクニュースに近いものとして作成している動画が拡散されたことによるものかもしれませんね。
アメリカのニュースだと、信憑性があるようにみえますよね。
米のスーパーコンピューターにて
円周率が割り切れた。
その桁数は15兆8725億2289万5386桁。
計算式を入力してから
割り切れるまで2年3ヶ月もかかった。— 今すぐしゃべりたくなる雑学 (@zatugaku007) March 16, 2022
2012年ごろから出回っているそうなので、アメリカンジョークがなぜか本当に割り切れた?と思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
まとめ
円周率が割り切れたのはデマなのかについて調べてみました。
今のところ厳密に言うと、割り切れないのかなと思いましたが、一番近いのは761桁目の999999ということでしょうか。
割り切れていない、という結論に至りそうです。
小さいころから覚えさせられた円周率の謎は今でも解明されていないのが驚きです。
私個人的には数学は大の苦手でしたが、こうやってみると面白いものがありますね。
いつか割り切れるという証明ができるときがくるのでしょうか?